大きな口を開けて笑えるようにデンタルケア
健康寿命をアップさせようという試みの中に、生涯、健康な歯を温存させようというようなスローガンを、最近よくみかけるような気がしています。
健康な「歯」を生涯、20本以上温存させるという健康長寿を目指すための具体的な目標は、どのように達成できるのでしょうか。
現在の皆さんの健康な歯を、キープする何か秘訣などはありますか?
健康的な暮らしの中には、たくさんの笑いがあるというような事を多く耳にしますが、歯がないと大きな口をあけて笑う事も難しいと言う人々もいるようです。
歯が抜け落ちてしまい、人前で大きな口を開けて笑う事を避けていると、どうしても外出する事が億劫になってしまったり、公の場に出る事を拒むような生活になりがちです。口元に自信がなくなってしまうと、コミュニケーション不足となってしまい、どちらかというと健康的な暮しぶりとは言えなくなってしまうのではないでしょうか。
現代の入れ歯の技術は、歯科医療の進化により、その技術は大きく発展を遂げていますが、やはり自分の「歯」を生涯健康的に保ちたいものです。
アメリカの初代大統領のジョージ・ワシントンは、1789年~1797年まで任期を務めましたが、大統領の任期を務めあげた後半期には、その歯が1本ほどしか残っていなかったそうです。総入れ歯を使っていたそうなのですが、入れ歯が原因であるかは憶測ですが、笑う事が苦手でもあったようです。その当時の入れ歯は、現代ほど仕組みがよくできていなかったので、入れ歯が口元から飛び出さないようにするのに、口を開ける事が困難であったようなのです。
彼の肖像画が描かれている1ドル札を見ますと、たしかに、口元がつっぱっているようにも見えますよね。
皆さんも、今ある健康な歯を大切に、大きく口を開けて笑えるような、健康的な日々を過ごしましょう。